紫陽花について思うこと
6月も終わりに近づいてきました。
沖縄県は梅雨明けしたようですが、私が住んでいる東京は、梅雨のはずなのに雨降りの日が少なく、カラ梅雨決定のようです。来週の天気予報は雨マークが多く、やっと梅雨らしくなりそうです。まとまった雨、期待します。
雨が降らなくても、ムシムシとした梅雨の気配は感じています。
そんな、梅雨の風物詩のひとつ、紫陽花(あじさい)は、ムシムシとした不快感を和らげてくれます。
街を歩けば、青・紫・白・ピンクなど色とりどりの紫陽花を目にすることができ、つかの間の清涼感を覚えます。
けれどこの紫陽花は、意外にも、江戸時代には裏切り・移り気・浮気など心変わりを象徴するものとして、いい印象は持たれていなかったそうです。
たしかに、花言葉にもそういった言葉がみられます。
一方で、強い愛情・家族団らん・団結などあたたかなイメージの花言葉もあります。
無数の小さな花が寄り添い、大輪のように見える紫陽花にぴったりの花言葉だと思います。
今年も実家の紫陽花が咲いています。
紫陽花は家族が大好きな花なので、私はあたたかい花言葉だけを覚えておこうと思います。
紫陽花を好きな理由は、見た目の美しさが一番ですが、たくましいところも好きです。強風や強い雨に見舞われても、動じることなく静かに佇んでいる姿に心を打たれます。
来年も力強く咲いてほしいです。