パリ旅行の続き オペラ座
パリはそこに身を置くだけで、高揚感を覚えたり、日常では経験することができない優雅な気持ちに浸ることができる街だと思います。
私にとって、高揚感と優雅な気持ちを同時に味わえるのは、ガルニエ宮(Palais Garnier)通称オペラ座(l'Opéra)です。
パリを訪れた時には、必ずと言って良いほど訪れる場所です。
残念ながら、オペラ座で催される公演を観劇したことはないのですが、内部の見学は何度か経験しており、今回も嬉々として入場しました。
外観も威風堂々とした美しさがあります。
ホールへと続く大階段、「オペラ座の怪人」でマスカレードを歌う圧巻のシーンはこの場所です。
大休憩室として使用されたここホールは、ベルサイユ宮殿を彷彿させる豪華さです。
ホールの扉を開けると、シャガールが描いた天井画と豪奢なシャンデリアが目に飛び込んできます。美しく整えられた馬蹄型の観客席と合いまって、夢の中に引き込まれたような気分になります。
怪人が自分の席に指定した5番ボックスはあのあたりかしらなどと思いをはせながら、しばし豪奢な雰囲気に酔いしれます。
私は、ミュージカル「オペラ座の怪人」の大ファン。
ニューヨークとロンドンの公演は何度か見させていただきましたが、毎回大泣きしてしまいます。
もちろん、映画も観ました。ジェラルド バトラーのロックな怪人役も素敵でした。
そんな思い入れのあるオペラ座、今回も幸福感でいっぱいのひと時を過ごすことができました。